Chipscat Studio は、2018年設立の台湾の動画編集・ポストプロダクションスタジオです。撮影は行わず、編集とポストプロダクションを専門としています。このページでは、YouTube動画編集を外注・依頼する前に準備しておきたいもの(編集者に渡す素材や資料)を、チェックリストと項目ごとの説明でまとめました。初めての外注でも、最初にこれらをそろえておけば、確認や修正のやり取りを減らせます。
YouTube動画編集の外注前チェックリスト
- 動画1本ごとの素材フォルダと、ルールに沿ったファイル名
- 台本や話す内容のメモ(ある場合)
- 参考動画2〜3本と、気に入っている点のメモ
- チャンネルのルール(オープニング、エンディング、フォント、色、テロップの表記)
- サムネイルを依頼に含めるかどうか
- 投稿スケジュールと、初稿を受け取りたい日
- 確認と修正の進め方
以下、項目ごとに準備の仕方を説明します。
1. 素材と原稿を動画1本ごとにまとめる
素材は動画1本(1エピソード)ごとに1つのフォルダにまとめ、撮影順にファイル名を付けます。台本や話す内容のメモがあれば、同じフォルダに入れてください。言い間違いのカットやテロップ入れの作業が早く進みます。
ファイル名の付け方の例
- フォルダ名:
ep012_台北カフェめぐり(回の番号と内容) - 撮影した動画:
ep012_01_A.mp4、ep012_02_A.mp4(撮影順の番号と、カメラの記号。2台で撮った場合は A・B) - 画面収録:
ep012_screen_01.mp4 - 別に録った音声:
ep012_audio_01.wav - 画像・ロゴ:
ep012_img_01.png
番号は 01、02… のように桁をそろえると、並び順が崩れません。拡張子(.mp4 や .mov)は消さずに残してください。カットしてほしい場面や、どうしても使いたい場面は、ファイル名と時間でメモしておくと、意図が正しく伝わります(例:ep012_03_A.mp4 の 2:10〜2:35 はカット)。素材のアップロード方法は動画素材の送り方をご覧ください。
2. 参考動画とスタイルのメモを用意する
「テンポよく」「おしゃれに」といった言葉だけでは、人によって思い浮かべるものが違います。ご自身のチャンネルで気に入っている回や、ほかのチャンネルの参考動画を2〜3本選び、どこが好きなのかを具体的に書いてください。
スタイルのメモに書くこと
- カットのテンポ:話の間を詰めるか、自然な間を残すか
- テロップ:すべての発言に入れるか、要点だけか。色、フォント、位置
- 効果音:多め、少なめ、なし
- BGM:雰囲気と、話し声との音量のバランス
- 差し込み映像(B-roll)やズーム:使うかどうか、どのくらいの頻度か
- 時間の指定:「この動画の 1:20〜1:45 のテロップの出し方」のように、参考にしたい場所を時間で示す
3. チャンネルのルールを決めておく
毎回使う要素を最初に決めておけば、2本目以降も同じものを使い回せます。動画ごとの仕上がりがそろい、お見積りも安定しやすくなります。
- オープニング・エンディング(チャンネル登録の案内、終了画面)
- チャンネルのロゴ、フォント、メインカラー
- テロップの表記ルール(数字は半角か全角か、英語の表記、使わない言葉など)
- BGM・効果音の使い方と、使ってよい音源の範囲
- 1本あたりの長さの目安
サムネイルとタイトルについて
サムネイルは、動画編集とは別の作業です。サムネイル制作をご希望の場合は、最初のご相談の際にお知らせください。お見積りの段階で合意した場合に、ご依頼の内容に含めます。サムネイルの制作例はサムネイル制作実績(英語ページ)でご覧いただけます。動画のタイトルや概要欄の文章は、チャンネル側で決めていただく形になります。
4. 投稿スケジュールと納期を共有する
定期的に投稿するチャンネルは、公開日から逆算してスケジュールを決めます。次の4つを最初に共有してください。
- 素材をお送りいただく日
- 初稿を受け取りたい日
- 確認と修正にかける日数
- 公開日
確認や修正の時間を見込み、公開日の直前に初稿の日を設定しないことをおすすめします。毎週・毎月など定期的にご依頼いただく場合は、本数とペースもあわせてお知らせください。なお、台湾の時刻は日本より1時間遅れています。日時をお知らせいただく際は、日本時間か台湾時間かを書き添えてください。
5. 確認と修正の進め方を決める
- 修正の指示は、動画の時間(例:3:42)と内容をセットで書きます。
- 修正点は一度にまとめて送ります。複数の方が確認する場合は、意見をまとめてからお送りください。
- 「なんとなく違う」と感じたときは、参考動画のどの部分に近づけたいかを添えてください。
初稿のあと、軽微な修正を1回無料で承ります(範囲はお見積書に記載のとおり)。
外注で変わること、変わらないこと
編集を外注すると、企画や撮影、視聴者とのやり取りに使える時間が増え、一定のペースで動画を公開しやすくなります。一方で、再生回数や登録者数は、企画やテーマ、公開のタイミングなど多くの要素で決まります。編集を外注しても、再生回数や登録者数などの成果は保証できません。外注は、チャンネル運営の作業を分担する方法として考えるのがおすすめです。
YouTube動画編集の費用(お見積り)が決まる要素
- 1本あたりの長さと素材の量
- テロップの量とデザイン(シンプルな字幕か、バラエティ風の装飾テロップか)
- エフェクトや効果音の量
- サムネイルを含めるかどうか
- 横型の本編に加えて、縦型のショート版も作るか
- 本数と納期
上の準備ができたら、素材と一緒にお送りください。48時間以内に対応できるかどうかをお知らせし、対応可能な場合はお見積書をお送りします。ご検討のうえ、ご依頼いただくかどうかお決めください。
よくある質問
1時間以上の長い動画も編集できますか?
はい。長い動画の編集では、不要な部分のカット、構成の整理、テンポの調整が中心になります。使いたい場面のメモがあるほど早く進みます。完成時の長さの目安をお知らせください。
編集はせず、字幕だけを依頼できますか?
はい、字幕だけのご依頼も承っています。依頼前に決めておきたいことは字幕制作を依頼する前に決めておくことにまとめています。
日本語で話している動画も依頼できますか?
まずはご相談ください。日本語の動画では、テロップや字幕にする文章を原稿(テキスト)でお送りいただき、カットしてほしい箇所を時間で指定していただくと、行き違いを防げます。内容を確認し、48時間以内に対応できるかどうかをお知らせします。
本編からショート動画も作ってもらえますか?
はい。横型の本編から場面を選び、縦型のショート動画として編集することもできます。詳しくはショート動画編集をご覧ください。
台湾の視聴者向けに、繁体字の字幕を付けられますか?
繁体字中国語の字幕制作に対応しています。日本語から中国語への翻訳が必要な場合は、内容を確認してご案内します。詳しくは台湾向け動画ローカライズをご覧ください。
ご依頼フォームは中国語表示ですが、日本語や英語で記入できます。LINE やメールでのお問い合わせも日本語で大丈夫です。返信は中国語(繁体字)または英語になります。

